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河岸忘日抄

いやらしいほどの小道具（ショスタコの弦楽四重奏や交響曲15番について「証言」もからめながらとか、チェーホフ（みっちーにあらず）の引用とか）が出てき、それがにくらしいようにはまっている。文章も技巧的とは思わないのだが巧い。読み疲れたけれど、本好きには薦められる本かなぁ。