luther_osake2005-04-08

クエイクバー@大阪


学会が終わった後、梅田の阪急の地下のクエイクバーに。
バーといっても、酒売り場の一角に作られた有料試飲といったところ。


ミルトンダフ1966(38年、ダンカンテイラー)
グレンマレイ1978(クレイゲラヒホテル向けボトル)
グレンフィディック1982(クレイゲラヒホテル向けボトル)


普通のオフィシャルではショット200円台のものがあるなど、激安。
変化を十分に楽しむことはできないまでも、値段を考えると満足できる。

ミルトンダフは「ダンカンテイラーらしいミルトンダフ(トランペットの音のような華やかさと軽やかさを備えた、甘やかなもの)」を期待すると肩透かしをくった気分。決して悪い酒ではないものの、複雑さというよりもバランスが悪い気がする。
マレイは香りから洋梨の香りが上がってき、口の中で加水してみても(Sさん直伝(笑))バランスは崩れない。うまい。
が、白眉はフィディック。フィディックにはあまりいいイメージがなかったのだが、本当に複雑でうまい酒。(酔っ払ってしかも妻のを横から飲んだため)わずかにしか記憶のないフィディックの40年よりも上と感じた。4万円というボトルプライスにも納得はいく(し、今後も高くなるであろうボトルとも分かる)のだが、手が出ない。