つくばに行った。
4年ぶり、いや5年ぶりだろうか。
大学時代にバイトしていたとんかつ太郎に立ち寄ろうとしたところ、シャッターが締まり、次の店舗のオープンのお知らせが。
外に立っていた向かいの店の人に何があったのかを尋ねると、大将が癌で亡くなったとか。


街はバブルの残滓のようなハコモノが増えていたものの、変わっていなかった。
それ故に太郎がなくなっていたことを、まったく実感できない。
バイトしていた頃と同じ看板を見ることができたのは好運だったのか、それとも不幸だったのか。