桂文我の世界―復活珍品上方落語プレイベント@八重洲ブックセンター

 妻に誘われて、八重洲まで。
 妻によると、古典芸能を映画と同じ程度の料金で、というコンセプトのイベントらしい。
 落語の成り立ちについて、英文学者の金原瑞人氏と桂文我氏との対談形式で聞いたあと(対談といっても堅苦しいものではなく、脱線を繰り返しながらのうんちく話といった感じ)、「犬の目」「猫の茶碗」と動物もの二本がかかった。
 結果としておもしろかったけれど、上方よりも江戸の落語の方が個人的には好き。本数を見れば違うのかもしれないけれど、ネタとして江戸落語よりもえげつないことに加えて、同じネタを何度も聞きたいのは江戸落語の方かなぁ、と感じた。もちろん、金額的に気軽なことに加えて、おもしろいことには間違いなく、本番のイベントの方も可能ならば覗きたいけれど。