ウイスキーマガジンライブ2007

 今年は妻を伴っての参戦。
 正直、今年はどうしようかなーと思っていたけれど、ご無沙汰している(?)方々とうだうだとご挨拶できるのはやはり楽しい。マスタークラスは「オード&ロッホナガー」「トマーチン」「グレンロセス」の端っこ系三種類。


 トマーチンではオフィシャルの12年とホグスヘッドの12年のサンプル、62、75、76、ニューポッド。75、76が抜群。現在発売されている74よりも間違いなく上で、製造マネージャーのポリーマグドナルド氏も「私もそう思う」と。今年中にはボトリングされるとの話も。74の値段を考えると5万円前後か。また、所長のダグラス・キャンベル氏によると、80年前後の蒸留までは自然乾燥の木材で作った樽のコンディションがいいので(年ごとの麦の出来に差はあっても)いいんじゃないかとのこと。62はおいしいけれど、ピークアウト気味。
 ロセスは5年のサンプルを2種類(アメリカンオークとスパニッシュオークのもの)、75、85、91。蒸留所には75以前も多少残っているけれど、「ピークアウトしているよ」(byロニーコックス氏)とのこと。先日発売されたG&Mの65はどうだったっけ?
 オード&ロッホナガーは大はずれ。新発売のオード(シングルトオブグレンオード)の12年と18年、ロッホナガーの12年。悪い酒という気はないけれど、MCで何をアピールしたいのかがわからず。

 会場で飲んだものについては、山崎のミズナラのサンプルとウッドフォードリザーブ(これはバーボンですな)が記憶に残った程度。少し寂しい。
 東京マラソンのゴール地点でもあったため、どうなることかと思っていたけれど、帰りにはマラソン組は撤収した後。食べ物の屋台が出るなどにぎやかで、来年も重なってくれるといいなぁ、と思ってみたり。